リネンの生産地を訪問 ノルマンディー
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フランス北部のノルマンディー地方を訪れました。
ノルマンディー地方はリネンの原材料であるフラックス(亜麻)の最大級の生産地です。海沿いに広大な農場地帯が広がります。フラックスを育てた畑は次の年には別の作物が栽培されます。6~7年周期で種類の違う作物をローテーションして育てられます。その工夫によって、人口肥料に頼らない、農作が可能となっています。
ノルマンディーの海岸には崖が続いています。崖のない海岸沿いには街があり、夏には憩いの場となります。ドーバー海峡を挟んだ対岸はイギリスです。
海岸沿いに美しい街が点在します。VEULES-LES-ROSESは谷間にある小さな村です。街の中心に小川が流れる美しい村です。
湧き水から始まり海に注ぐ短い川の流れを利用して、クレソンが栽培されています。
海岸近くには魚介類を中心としたレストランが何軒もあります。ノルマンディー産のムール貝は小粒でも味が濃くておいしいことで有名です。鍋いっぱいのムールで1人前です。皆さん1人で食べきります。
次のコラムではノルマンディーで訪問したリネン農家さんと、その農家さんが経営する品質にこだわるリネン製品ブランドについて書きます。