リネンは自然にやさしい原材料です。
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すこしリネンの説明をさせてください。リネンはフラックスという亜麻科の植物から作られる天然の植物繊維です。
生地を織る糸の原料となる繊維のことを麻と言います。
麻には種類があります。
亜麻(あま) → リネン
苧麻(ちょま) → ラミー
黄麻(こうま)→ ジュート
大麻(たいま) → ヘンプ
など。
ハーモニーブルーで扱っているのは主にリネン製品です。リネンはこの中でやわらかい手ざわりの織物ができます。麻については別の記事で詳しく説明させてください。今回はなぜリネン製品が自然にやさしいのかを説明させていただきます。
長く使えるリネン
リネン製品は丈夫で長持ちします。ヨーロッパでは100年以上経過しているリネン製品を見かけます。長く使えると言うことは、廃棄物を減らすことができ、生産エネルギーを抑えることが出来ます。
二酸化炭素 CO2 を多く吸収する
リネンの原材料のフラックスは、成長する時にたくさんの二酸化炭素CO2を吸収する植物です。リネン製品はたくさんの二酸化炭素を吸収したフラックスを原料とします。そのリネン製品を長く使うことで、より多くの二酸化炭素を製品の中にとどめて、空気中の二酸化炭素を減らすことができます。地球温暖化の防止に貢献できます。
肥料、農薬をほとんど必要としない
フラックスは成長が早く、栽培では化学肥料や農薬をほとんど必要としません。安全で周りの環境に与える影響が少ないのです。
多くの二酸化炭素を吸収したフラックスを原料としてした、丈夫なリネン製品を長く愛用することで、廃棄物と生産エネルギー消費を減らすことができるのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。