フランス紀行 ー移動編ー
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ちょっと余談になりますが、今回は、フランス国内の移動についてお話します。フランスを訪れる時のご参考にしていただけると嬉しいです。
私たちはリネン農場やリネン製品の生産者を訪ねるため、フランスの郊外、田舎へ行くことが多く、その中には公共交通機関がない場所もあります。公共交通機関があっても、乗り継ぎなどを考えると、車があったほうが圧倒的に効率が良いのです。フランスでレンタカーを借りて運転するには、色々と気を付ける点とコツがあります。これについては別のコラムでお話します。
私たちは、パリ市内ではなく、空港で直接レンタカーを借りて、そのまま地方に行くようにしています。 理由は、パリ中心地の道は複雑でドライバーの運転が荒く、交通量も多いのでとても運転が難しいです。 パリ中心への車での乗入れはできるだけ避けています。 地方を回り終え、レンタカーを返却する時だけパリの中心地に恐る恐る乗入れ、すぐに返却して公共交通機関を利用します。
運転があまり得意でない方がフランスの地方を訪れる時は、パリからTGVで地方都市まで行き、そこでレンタカーを借りるのも良いかもしれません。地方都市では比較的運転しやすいことが多い印象です。 大きい地方都市では、例外もありますが。。。
また、EU圏内の飛行機乗継で、直接フランスの地方空港に行く方法もあります。 比較的運転のしやすい地方都市から車で旅に出られ、長い運転をしなくてすみます。
自動車でしか行かれない、美しい村々にも訪れることができるのが魅力。
パリ市内での移動については、車は必要ありません。 パリ中心部のみを訪れる場合、むしろ車が無いほうが良いです。最近、パリ市内には自転車専用レーンができ、車道が狭くなり、自動車は大渋滞。 突然の通行規制や駐車場探しなど、苦労が絶えません。
パリでは地下鉄がとても便利です。地下鉄、バス、トラムを組み合わせて使えば、ほとんどの場所へ行くことができ、本数が多く、遅い時間まで走っています。 ただ、混雑する地下鉄では、スリが多いで注意は必要です。 買い物をして荷物が多い時は混雑した地下鉄ではなく、タクシーや配車アプリを使って移動した方が安心です。
それぞれの移動方法のコツと注意点については、また別の記事で。 読んでいただいて、ありがとうございました。
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